スタッフダイアリー

こんな晴れた休日は

久しぶりにスカッと晴れた2月のある休日。

まだまだ空気は冷たく、道ですれ違う人たちは

そろってマフラーに首をうずめています。

空き地の隅には菜の花が

鮮やかな黄色い花びらを咲かせて

春が近いことを知らせてくれます。


駅までの途中、小さな公園には人通りが少ないせいか

落ち葉が一面ぎっしり敷き詰められて枯葉の絨毯ができています。

30秒。 自分の影をじっと見つめ…空に目をやると、

雲ひとつない青空に影の形がくっきりプリント。


日は出ていても、空気は冷たい。

公園で遊びすぎ、身体が冷えてきたので

小さな公園を抜け、大きな公園へ入り池向こうの茶屋に避難。

週末は賑わうこの公園だがこの茶屋に入る人はあまりいない。

最後にこの茶屋でお汁粉を注文した人は誰だろうと考えながら

500円のお汁粉を注文してみるがこれが案外いける。

箸休めにちゃんと塩昆布までついてくるので

お汁粉の甘さを2倍楽しめます。


どうやったら駅まで2時間もかかるのか自分でも不思議に思いつつも

気づくともう昼近くになっていました。

昼時になれば腹が減ってなくても何か食いたくなる。

とりあえず、終戦直後の闇市から続く商店街へ潜り込んで食べるものを物色してみる。

角のスタンドで、安いグラスワインとイベリコ豚のなんちゃらと

くるみパンにオリーブオイルをつけて軽めのランチ。


その後は駅の周りを

何か欲しい物があるわけでもなく

買うつもりがあるわけでもなく

お店をひやかしながらぶらぶらします。


TSUTAYAによって海外ドラマを数本借りると

もう外は日が傾きはじめていました。

近くのスーパーであれこれカゴに詰め込んで

向かう家路はもうマジックアワー。

さて今夜は鍋でもやるかな。



プログラマー かさはら