クリエイティブ事業部 デザイン課の土田です。
東日本大震災から一年が経ちました。
改めて、多くの尊い命が失われましたことを、謹んでお悔やみ申し上げます。
そして、被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
今でも厳しい生活を送られている被災地の皆様のことを思うと、本当に心苦しく、無力感に苛まれます。
ですが、一日も早い復興のために、立ち止まらずに支援していかなくては、とも強く思います。
3月11日。節目となる日に何かしたい、と考えていたところ、
ホームページの更新のお手伝いをさせていただいている高田道場が
復興支援街頭募金活動を行うと聞き、募金をさせて頂くことにしました。
品川駅前に到着すると、すぐに元気な声が聞こえてきました。
髙田道場に通われている生徒さんたちをはじめとするたくさんの子どもたちが、
高田延彦・向井亜紀ご夫妻と共に、かわいらしい手作りの募金箱を持って、
大きな声で募金を呼びかけています。
それぞれの子どもたちが、東北のお友達のことを思い、一生懸命頑張っていました。
今回の募金活動で集められた支援金は「岩手県宮古市東日本大震災教育支援基金」へ寄附されます。
宮古市内外から多数寄せられた「津波で親を亡くされた子どもさんたちの奨学育英資金として
役立ててほしい」といった趣旨の寄附金を原資とする、児童の教育と健やかな成長を
支援するための基金で、震災孤児等に長期的な支援を行っていく、とのことです。
数年前、私は父親を病気で亡くしたのですが、
ある程度の時間をかけて覚悟を決めていたにも関わらず(しかもいい年齢で)、
大きな喪失感が続き、元の生活に戻るまでに時間がかかってしまいました。
今回の震災で、一瞬で大切な家族を失った子どもたちは、
どんな思いでこの一年を過ごしたのだろうかと思うと、言葉がありません。
私には子どもがいませんが、その分、一人の大人として
末永く彼らを見守っていけたら、という思いや責任を改めて強く感じました。
高田延彦・向井亜紀ご夫妻は、今回の震災にあたり、これまでも、
各地の街頭で募金を呼びかけるだけでなく、チャリティーTシャツを販売したり、
ファンドレイジングサイトで寄付を集めたりと、様々な募金活動を行ってこられました。
昨年10月には「東日本大震災復興支援ダイヤモンドキッズカレッジ~被災地のみんなに笑顔を!
Let's get together now!~」を福島県相馬市で開催、震災以降は外でなかなか遊べなかったり、
体育の授業さえままならないという状況にあった子どもたちと、思い切り身体を動かす時間を共にされました。
(イベントの様子はこちらをご覧下さい。)
来る5月27日には岩手県宮古市にて、同じく「東日本大震災復興支援ダイヤモンドキッズカレッジ」の
開催が決定しています。今回集められた支援金はその際に手渡しされるそうです。
たくさんの人の思いを一つにして、それを役立てる橋渡しを代表でしてくださっていること、
その信念と実行力にただただ頭が下がるばかりです。
弊社フォトグラファー・山口さんも募金活動に参加していたので、
ご夫妻と一緒に写真を撮らせて頂きました。ありがとうございました!
弊社は「東日本大震災復興支援ダイヤモンドキッズカレッジ」に協賛しており、
前回の相馬市でのイベントでは、社員有志が現地でのお手伝いもさせて頂きました。
私は残念ながら当日お邪魔できなかったのですが、会社として、また仲間が、
意義ある活動に関わっているということに、誇りを感じます。
これからも、自分たちができることを地道に続けていきたいと強く思った一日となりました。
※今回の募金の詳細については高田道場ホームページをはじめ、
下記の各サイトでご報告させて頂いておりますので、是非ご覧下さい。
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