スタッフダイアリー

元気があれば何でもできる!?


コンテンツ事業部・坂井です。

大晦日といえば……紅白? 笑ってはいけない? いろいろな過ごし方があるかと思いますが、私はここ10年、ずっと格闘技イベントに足を運んでいます。昨年末もご多分に漏れず大晦日の格闘技(というかプロレス)のイベントに足を運んできました。遊びに行ってきたわけではなく、弊社のモバイルサイト「闘魂INOKI-GENOM」のお仕事です!

試合内容や大会の模様は是非サイトをご覧頂ければと思うのですが、会場周辺では大晦日のお祭りムードで様々なものが設置されていたのでご紹介したいと思います。



こちらは会場の両国国技館に設置された金色に輝くアントニオ猪木像。ポーズといい、衣装といい北朝鮮の金日成国家主席の銅像のようでもありますが、2012年には3回訪朝して平和イベントの開催を模索していた猪木さんらしい演出です。

その横には闘魂神社という一夜限りの神社が建立されていました。建立セレモニーには猪木さん自身も「元気ですかっ!」と登場しました。「元気があれば何でもできる! 元気があれば神社もできる! オレはイスラム教に入信してるんだけどな」と苦笑い。

湾岸戦争時にフセイン政権下のイラクから日本人の人質を解放した際、イスラム教に入信して「モハメッド・フセイン」というイスラム名を持っているのは、猪木ファンの間では有名な話。その猪木さんの神社が建ってしまうという、不条理な出来事だったのですが、猪木さんも言っていたように「宗教を越えて世界が平和でありますように」という願いがこめられているわけです。

最後には「何でもありのモハメッド、なんつって!」と得意のダジャレまで飛び出しました。この世でダジャレの解説ほど無粋なものはないと思うのですが、分からない方のために解説させていただくと、何でもありの「あり」とボクシング元世界ヘビー級王者モハメッド・「アリ」、さらに自身の「モハメッド」・フセインというイスラム名までかかったダジャレです。

いろんなご利益がありそうなありがたい神社と銅像にパワーをもらって2013年も「元気があれば何でもできる」の精神で頑張っていきたいです。