スタッフダイアリー

たかが凧揚げ、されど凧揚げ

プログラマーのかさはらです。


年末年始も旅行などに行かなければ意外にやることがなかったりするものです。(そんなのは私だけかもしれませんが)

昨年末12月の最終週は不本意ながら大風邪をひきましたので、そとに出てまた風邪をひいたらどうしようなどと思いつつ、炬燵(こたつ)でお雑煮をすすりずっと家の中でTVを眺めているのもアレですので、凧(タコ)など引っ張り出して近くのグラウンドに行ってまいりました。

快晴!ぬけるような冬の青空!
グランド広さ十分!凧セットOK!

風向き!。。。。あれっ
指をぺろっと舐めて立ててみる
風。。。ないね。。

何度か走って凧をそこそこ揚げたものの、上空も風がないためスルスルと凧が落ちてきてしまいました。

1時間ほど粘りこの日は仕方なく糸を巻きまきして無念の撤収。

お正月くらいしかやらないのに、揚がらなければそれはそれで悔しいものです。

その夜は「明日は風さん吹いてください」と祈りながら床につきました。

翌日も快晴。

今日も風は微妙だけど凧は揚げたい。

昨日とは場所を変えて近くの海岸へ。



いますねいますね、他にも何組か家族で凧を揚げています。

昨日と同様、たまに弱い風が吹く程度のコンディションの中うまく風をつかまえて凧を上昇させるのは至難の業です。

気づけば周りには5、6枚の凧が揚がったり落ちたりをくり返しています。

よく見れば凧を操っているのはみんな大人!



子供はといえば、凧揚げに興じる大人の横で空を仰いで口をあけております。

さらに私と一組の家族を除けばみんなお父さん。

耳をかたむけると、「ちょっと待て」、「いいから、いいからちょっと」と子供の凧貸して要求を大人げなく却下するお父さん。

「子供の為」と立派なお題目の元に海岸にきたが、完全に自分が楽しくて凧を離さないお父さん。

お父さん達はまわりの凧の高さをチラチラ気にしながら必至に凧を操ります。

近年の不況のせいかお給料があがらないお父さん、凧くらいは空高くあげたい。

出世レースには負けても、凧揚げは負けないぞ!

そこはさながら家族の長が「お家」をかけて戦う凧揚げ合戦場と化しているのでした。



今年は私もこの凧のように風をとらえて空高く舞い上がってまいります。

謹賀新年

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。