スタッフダイアリー

世界一のカメラ小僧に接近!

デジタル出版事業部の髭帽子こと秋葉です。

先日、写真家として国際的に活躍するアラーキーこと荒木経惟さんのポラロイド展にお邪魔してまいりました。
『毎日が、写真ノ日。』と銘打った会場では、荒木さんの新作ポラロイド写真の数々が展示されており、
夕方から荒木さんご本人が登場、立食パーティ、ミニライブなどが予定されており、
著名な写真家の方々、アーティスト、出版関係の方々でごった返していました。



私が担当しているデジタル写真集サイト「月刊デジタルファクトリー」では、
荒木さんの日常を綴った写真集ブログ「アラーキーの非日記」を連載させて頂いており、
今回は、そのデジタル写真集の確認と次回作の写真データを頂くことが最大のミッション。

荒木さんが到着すると、すぐさま人だかりができ、ご挨拶するのにも長蛇の列。
さすが世界のアラーキー!なんて思って待っていると、10分、20分、30分。。。
そうこうしている内に、ミニライブの時間。
ご挨拶の列は一旦解散。


ミニライブは、男性デュオ「ペーソス」。
結成のきっかけは、本業で関わりのあった荒木さんらと打ち上げで出かけたカラオケボックスで、
彼らの歌声に感動した荒木さんがオリジナル曲を作ってみては?と持ちかけたのがはじまりとのことです。
50歳を迎えた「大人の男の哀愁」をテーマに、「おやじ」の視点で書かれたユーモアある詩をムード歌謡風のメロディーに乗せて歌う。

「血糖値が高いから、とにかく歩けと言われてる」
「キヨスクのおばちゃんにメガネを褒められた。その一言で当分は生きてゆけそう」

など笑いを誘う独特の歌詞で、会場は終始大盛り上がり!





ライブが終了すると、すぐさま長蛇の列。
10分、20分、30分。。。
ようやく私の番。

サイトをご確認頂き、次回作の写真を1枚1枚見ながら、
写真を撮られた時のシチュエーションや撮り方などご丁寧に説明して頂きました。
あまりにも楽しそうに写真のお話をして頂けるので、
世界のアラーキーも1人のカメラ小僧なんだなぁっと感慨深い気持ちになりました。

「俺さぁ、デジカメの使い方全然わかんないんだよ。
でもなんとなくガチャガチャやってシャッターを押すと、いい色で撮れたりするんだよなぁ」

何をしても、どう撮ってもアラーキーの写真。
デジタルカメラに残されたアラーキーの非日常。

アンチデジタルに思われがちな荒木さん。
しかし、この連載の為にデジカメ片手に日々日常の1シーンを撮影して頂き、沢山の写真をご提供頂いています。

世に出ていない貴重な写真が膨大にあり、それを作品として限りなくリアルタイムで電子写真集化する。
それこそデジタルの醍醐味であると思うし、このサイトの醍醐味だと思います。

写真に興味のある人もない人も、是非一度当サイトにアクセス頂き、荒木さんの日常を垣間見て頂けたらと思います。


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荒木さんの日常を綴った写真集ブログ『アラーキーの非日記』は、
月額制電子写真集サイト「月刊デジタルファクトリー」にて好評連載中!

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