スタッフダイアリー

少し早い夏祭り

嫌いな天気は雨。好きな天気は晴れ。
PM事業部ナカザワです。


朝、電車から外を見ると紫陽花が満開です。
まだまだジメジメが残るこの季節ですが。

先日ぷらぷら散歩をしていると浴衣を着た小さな女の子を見かけました。
なんぞやと行ってみると「ほたる祭り」なるお祭りの看板が!

梅雨真っ盛りのこの時期にちょっと早めの夏祭りです。
駅前は子連れのおばあちゃん、ジンベエを着た学生の集団、
川沿いには赤ちょうちんやテキヤが賑々しく並んでました。



その場にいるだけでワクワクするお祭りのこの雰囲気!
屋台のおじさんが威勢のいい声をあげ、近所の子供が綿菓子売り場に群がる。
匂いにつられて思わずイカ焼きを買って丸かじり。
うん、焼かれ過ぎで固い!

雑さ加減もお祭りのダイゴミですね!


さて、お祭りの名前が「ほたる祭り」。
正直なところ「ほたる」というのは、お祭りのカンムリだけだと思ってたのですが。

沿道を歩いているとチラホラ 「ほたるの川辺はこちら ⇒」 という案内。

綺麗な水辺にしか住み着かないというほたるが、東京のど真ん中で「こちら」って。
僕の田舎でも、とんと見る事がなくなったのに。

「まさか~」と思うわけですが、人の流れはそちらへ続いているのです。

「本当に?」と半信半疑で人の流れに乗って歩くこと10数分。
蛍光灯の光も少しまばらなになる辺りまで来たところ・・・。

びっくり!
道沿いの小川と、川を挟んだ雑木林に、ふわふわとたくさんのほたるが飛んでいました。
ほたるを見たのは僕も子供の頃以来、何年振りでしょう。
一匹一匹は爪の先くらいの小さな虫のに、光はとても大きくて暖かみがあって、それが何百匹と舞う様は壮観でした。


後から調べたところ「幻想的な光の舞を楽しんでもらいたい」ということで
地元の人が、例年のお祭りにあわせて2000匹近くのほたるを放流しているそうです。


ふわふわ光ってるホタルを、不思議そうに見上げながら、必至につかもうとしてる子にほっこりして帰ってきました。



一足早く夏を感じた週末でした。