スタッフダイアリー

香港にいってみた。

みなさま、こんにちは。
コンテンツ事業部のしゅうたろうです。

年越しまであと5週間ほど・・・・
2013年になったばかりと思いきや、もう年末がすぐそこですね。

この季節、流行りのコンテンツをできる限り扱う当社としては、今年の流行語大賞が気になるところです。

「じぇじぇじぇ」「倍返し」「激おこ」「お・も・て・な・し」「ふなっしー」「ハダカの美奈子」など、
たくさんノミネートされてますが、今年を色々思い返す中で、個人的には滝川クリステルさんの
「お・も・て・な・し」のスピーチは特に素晴らしかったと記憶してます。

とにかく全体的に完成度が高く、相当に練習を積み重ねられたのだなと、聞いているだけで感じられました。

「何事も準備」ではありますが、日本チームの頑張りで2020年東京オリンピックが
勝ち取れたのだと改めて思います!


さて、話は変わりますが先日、古くからの友人が仕事の都合で香港に住んでいるため、
2泊3日の強行スケジュールで香港に会いに行って参りました。


<写真:香港の市街地>

香港・・・皆さんは何をイメージするでしょうか?
ジャッキーチェン? ブルース・リー? 2階建てバス、飲茶などなど?

確かにそれらもありますが、札幌市と同じくらいの面積に700万人がひしめき、
アジアの交通要所としてだけでなく、世界三大金融センターと名高くショッピングや
食通の街という事で、世界中の観光客が訪れます。


<写真:友人との合流。なぜか苦い顔してます・・・>

香港は、どこに行っても無料wi-fiが使用でき、みんながスマートフォンを使っているなど
ITインフラに関してもかなり快適な環境がそろっていてネット関係は不便せず。

肝心の友人とも難なく合流!!
(調べると、なんとスマートフォン普及率が87%との事!(出典:ニールセン調査))

香港のタクシーの運転手は、行き先を伝えても「はあ!?」とぶっきら棒に返事するし、
小さな食堂では、漢字ばかりのメニューで何が何だかサッパリなのに「早く注文!」と、
おばさんに怒鳴られる始末でちょっと困惑。

でも、勢いのあるアジアの”要”香港は、とてもエネルギッシュで活発な印象でした。


<写真:100万ドルの夜景>

さて、短期間ではありましたが、香港に行ってみて香港の良いところ、悪いところを
肌で感じながらふと考えてみると・・・

今の日本は海外の方々からどう思われているんだろうか?と・・・

そして「お・も・て・な・し」の話しの続きではないですが、東京オリンピックが7年後です。

今、日本ブランドの力が弱くなっているとよく耳にします。

東京オリンピックを通じ、日本や東京が世界中で露出される機会が増え、
実際にオリンピックを見るために日本を訪問し、観光を通じて「日本」というものを
再度知っていただくいい機会だなと思います。

東京タワーやスカイツリーといった物理的な名所でもいいですが、やはりファッション・
ゲーム・漫画・アニメや、J-POP・アイドル、そして武士道や華道などといったものに
代表される「クールジャパン」と呼ばれる日本の文化をアピールするべきかなと思います。


<画像:ゆるキャラグランプリより>

今、私は、地域経済活性化・観光誘致といった町おこしを目的とした「ゆるキャラ」の
事業にも携わらせていただいてます。どうやったらその土地のブランドを多くの人に
知っていただくか?今の日本と同じ課題を抱えているのかなとも思います。

先日、11月24日に優勝者を発表いたしました「ゆるキャラNo.1」を決める
「ゆるキャラグランプリ」は、参加ゆるキャラ1580体、インターネット投票総数
1700万票以上にのぼるなど、コンテストイベントとしては最大規模まで発展してきてます。

これこそ日本独自の文化、世界にアピールできる最高の「クールジャパン」だと思ってます!


<画像:ゆるキャラグランプリより>

東京オリンピックまでは、あと7年ほどありますが、それまでの間にも

日本文化を世界に発信する「クールジャパン」戦略のキラーコンテンツとなるように推進してき、

「ゆるキャラ」を通じ日本を元気にできたらいいなと思っております。

そして、いつの日か「グランプリ優勝キャラ」が流行語大賞を取る様な、そんな事ができればと、

ふと、香港にいる時に思ってみました。香港ありがとう。


では!


※「ゆるキャラ®」は、有限会社みうらじゅん事務所が有する登録商標です。