スタッフダイアリー

収録!

こんにちは、デジタル出版事業部のならむらです。
三寒四温を繰り返しだんだん春へと向かう昨今ですが、花粉の最盛期ということもあり、四六時中マスクをしている私です。

さて、春と言えば出会いと別れの時期だったりするものですが、新たな一歩を踏みだそうとする方を応援するために、各サイトで配信を予定しております、着ボイス等の収録が日々行われております。
デジタル出版事業部に所属している私ですが、過去にはレコーディングスタジオでの勤務経験があったりするもので、録音業務をほぼ引き受けていたりします。

今日はそんな収録風景(のほんの一部)をお見せしようと思います。

まずなんと言っても欠かせないのが声を収録するこちらのお部屋。


音楽がお好きな方なんかは、アーティストのオフショットなどでこういう光景を目にした方もいるかもしれませんね。
逆さ吊りになっている「コンデンサマイク」と言われるタイプのマイクに向かって声を吹き込んでいくことになります。

マイクの手前に付いている黒いアレは「ポップガード」とか「ウィンドスクリーン」なんて呼ばれるもので、声と一緒に出る息がマイクに直接かからないように付いているものです。

このコンデンサマイク、衝撃や湿気に弱い構造になっていて、息が直接かかる風圧で雑音が入ってしまったり、呼気中に含まれる水分が、マイクにダメージを与えてしまうことがあったりします。

試しに、口から2~3センチのところに手のひらをかざして「パピプペポ」と言ってみると、手のひらに空気がかかるのがお分かりいただけると思います。
それくらいの風量で影響を与えてしまうので、マイクというものは繊細に扱わないとダメな道具なんですね。。


また、人間がドタバタ動きまわったりする音も雑音になってしまうので、僕やディレクターさんは別の部屋に移ることになります。
こちらからの指示・お願いだったりというものは、その部屋に設置されているマイクを通して、ヘッドホンから聞こえるようになっています。




そして、マイクで話してもらったボイスの最終的な行き先が、録音用のPCになります。


ここで僕は、スタートやストップ、または録音が終わった後のノイズ除去とかとか、色々な作業を経て着ボイスが完成していくわけです!
(過去にノイズ除去について説明している記事があるので、気になる方はココをクリック!)

ここで収録した音源は、各アーティストサイトなどで配信をしております。
お気に入りのアーティストが、あなたの新生活を応援してくれる……かもしれませんよ?