スタッフダイアリー

防火防災管理者講習へ

総務経理部の齋藤です。
先月、消防庁の講習へ行ってきました。

消防法の対応遵守や、災害予防、有事の際の誘導指示なども
総務課の大切な仕事の一つです。

ある基準の人数・構成となるビルは各フロアに
防災管理者・防火管理者を常設する必要があるのですが、
当社の有資格者が退職してしまうため、私が取得することとなりました。
私が今回受講してきたのは防災・防火管理が同時に取得できるものです。

消防庁の公的資格とは言え、講習を受けるだけの簡単なものです。
・・・と、思ってはいけません。
朝から晩までみっちり時間割された二日間がかりの講習で、
最後には簡易合否試験もある大盛り内容となっています。


朝8時半より受付で15分前には到着したのですが、
既に入口前は長蛇の列が・・・。受講者は250人ほどいるようでした。

分厚い教科書を三冊購入し、指定席に着席して講習開始。
50~90分刻みで講習が進みます。
会社の座り心地のいい椅子に慣れているため、
プラスチックの椅子は固すぎてお尻が痛くなりそうです。
なんだか大学の授業を思い出してしまいます。



テキスト・スライドを織り交ぜ、災害や火事の恐ろしさを叩きこまれます。
なんだか運転免許講習を思い出してしまいます。

実は私は過去に火災現場を経験しており、
火事の際の煙の怖さや群衆のパニック行動の怖さが身に染みています。
自分自身の安全、社員の安全、同じビルにいる人たちの安全を守るため
真剣に講習を受けてきました。

初日は管理制度や有事対応の知識や対策を学び、
二日目に関連法令・条例の認識、防火防災設備の扱いや
消防庁へ提出する書類の作成方法等を学びました。

最後に30分程の簡単な試験があり、二日間の講習終了となります。
講習中に試験に出るポイントは教えてもらえるため、ほとんどの人は合格できます。
私も無事に修了証をいただくことができました。



有事の際は第一に身の安全と脱出経路の確保です。
安全かつ迅速に身を守るため、建物の構造と非常口の位置の把握は
普段から意識しておきたいですね!