スタッフダイアリー

中野にぎわいフェスタ

  
こんにちは。クリエイティブ事業部の中島です。

先日中野区で毎年開催される中野にぎわいフェスタという祭りに参加しました。

この祭りはJR中野駅前から中野サンプラザ、そして近年新たに開発された四季の森公園などの複数の会場で2日間を通して毎年20万人近くの来場者が訪れる中野最大規模の祭りです。

自分が参加したのは中野サンプラザの向かいに現在空き地となっている暫定広場というスペースで音楽を流しながらスケボーをしようというその名もビートパークというスケーター主催のイベントに参加しました。





来場者としてイベントに参加して今年で4回目、スタッフとしては3回目と毎年の恒例行事となりつつあり、このイベントの日が近づくと「今年もこの時期がやってきたか」と季節を感じさせてくれる個人的に風物詩的なイベントです。

この日スタッフとしてのミッションは主に、会場にセクションを設置し空き地をスケートボードパーク化すること、そしてそこで適当に滑りつつ1日数回組まれているキッズスクールのインストラクターをする事です。

開催当日は朝現地に着くとすぐにセクションが保管されている某施設の地下駐車場へ向かい、大小様々な自作のスケートボードセクションをトラックの積荷に乗せ現地まで運びます。

ぎっしり積み込んでも4往復、なかなかのハードワークです。





そうしてできあがった仮設パークがこちら





バンクあり、Rあり、レールありの充実したパークができあがりました。
普段はただのコンクリートの空き地のため近くを通りがかったひとも「なんだこれは」と興味深げにしている様子です。
その中でもパークの中央に鎮座する、中野の象徴「中野サンプラザ」を模したスケートセクションは特に注目の的で一番人気でした。


2日間とおして50名程のスケーターたちが参加して、また1日数回のキッズスクールもあるため会場は終始はもりあがっていましたが、その中でもいちばんひときわ盛り上がるのがこの施設のメインイベント、エビレースと呼ばれる障害物レースです。





ローカルスケーター全員強制参加という謎のルールにより自分も参加しましたが、オーディエンス100名に囲まれスケボーするのは緊張の一言です。

マイクを持ったMCは会場を盛り上げるため頼んでもいないのに赤裸々な個人的なプロフィールを語りはじめるため、否が応でも街ゆくみなさんにも自分という存在がさらされ周知されていきます。

自分の素性がみなさんに十分周知されたところでMCのスタートの合図で出走、

しかし結果は最初の障害物で吹き飛び何一つ盛り上げどころをつくることなく一番残念な形で失格となりました。


「うわーここでまさかの失敗だ~」とMCもやや困惑気味、観覧されていた方たちのがっかり感も肌でビシビシと感じました。

100人近くの人に囲まれてスケボーして挫折感を感じてそして皆さんすいません、と感じることは普段滑っててまずないのでなかなかレアな経験をさせてもらいました。






悲喜こもごもありつつ、2日間のイベントは今年も盛況のうち無事終了。

この広場で開催するのは今回で最後ですが、次回は近くの公共施設の駐車場で開催予定ですので見かけたら是非気軽に参加してみてください。 skaters must be united ◎