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スタッフダイアリー

スタッフダイアリー高田道場ダイヤモンドキッズカレッジ@宮古

こんにちは!FC事業本部の大内です。

今年も残すところ数週間となりました。

4月に入社した私たち5人の新卒も

ジョブローテーションでの勉強期間を経て知識やスキルを育てたり
20件以上のアーティストの取材に飛びまわったり
仙台への初出張でてんやわんやになったり
会社の大規模バーベキューイベントで幹事を務めたり
ゆるキャラグランプリ成功の為に奔走したり

…などなど、それぞれがこの約8ヶ月の中でいろんな時間を過ごしてきましたが、
去る12月3,4日、岩手県宮古市にて、全員揃っての初めてのイベント
「高田道場ダイヤモンドキッズカレッジ(DKC)」に参加させて頂きました!

「DKC」とは”子どもたちの心と身体を磨く場所”というコンセプトの下、
レスリングというスポーツを通じて子どもたちにかけがえのない体験を提供する場として
高田延彦さん主宰の高田道場の方々が中心となり日本全国各地で実施している体育教室です。

弊社でオフィシャルサイトを制作させて頂いていることもあり、数年前からDKCには毎年数名の社員が
参加させて頂いています。

加えて今回私たちは、今年の夏に都内で行われた被災地の子どもたちに向けた募金活動も
お手伝いさせて頂いており
宮古大会ではその集めた募金を市長にお渡しするということで 現地での授与式にも立ち会わせて頂きました。

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東京から新幹線で約2時間。5人とも岩手県初上陸ということで、
駅を出ると東京よりもひんやりとした空気と出迎えてくれた大きな山々の風景にまず驚かされました。

その後高田道場の方々と合流させて頂き、今年8月に台風の大きな被害を受けた被災地の現地視察に
向かいました。

市役所の方に当時の状況を説明して頂きながら見る今の景色にはやはりまだ台風の爪痕が残っている
場所も多く、15時を過ぎて暗くなりつつある山中では ただその光景を目に焼き付けておくことしかできませんでした。



続いて案内して頂いたのは現在では廃校となっている付近の小学校でした。校庭には被害時に出た瓦礫だけでなく、
恐らくその瞬間まで普通に使われてきたであろう生活用品が山のように積み上げられていました。
今回の台風では2011年の震災時に津波の被害に遭った地域ではないところに被害があり、
地元のタクシー運転手の方のお話によると「山津波」というふうに呼ぶこともあるそうです。

ですがその一方で、頂いた資料の中では大きな被害を受けていたことがわかる場所も、
今では多くの車が行き交う道となっていたりとめざましいスピードで復興の道を突き進んでいる地域も
ありました。

その日の夜には高田道場の皆さんだけでなく、DKCに長く関わり続けている地元の皆さんとお会いする
機会を頂き、その際に伺うお話の中でも 震災というものを受け止めたうえで、この先にある未来を
前向きな気持ちで作っていきたいというお言葉を聞かせて頂くことが多かったように思います。
宮古でのDKCの開催は5年目ということもあり、高田道場と地域の方々との強い絆が見えた時間でした。

このようにして振り返ってみると、被災地に連れて行って頂き実際に肌で感じたのは悲しさややるせなさ
だけではなく、今そこに住む方々のそれを凌ぐほどの意志や繋がりの強さだったのかもしれません。

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翌日、会場である宮古市民総合体育館(シーアリーナ)にはたくさんの子どもたちが集まり
始まる前から場内には楽しそうな笑い声が広がっていました。



今回私たち新卒5人は会場設営準備や受付業務のお手伝いをさせて頂くだけでなく、
午前の部/午後の部と「先生」のひとりとしてDKCに参加させて頂くことに。

実は前日から「しばらく運動なんてしていないし、大丈夫かな…」と準備をしながら話していた私たちでしたが、
始まってみると 運動が出来る/出来ないなどは全く関係なく、みんなで一緒に目的をもって身体を動かすことの
楽しさをものすごく久しぶりに思い出せたような感覚がありました。



また、見守る立場として子どもたちと接することに始めは緊張する部分もあったのですが、
教えるどころか ニコニコしながらたくさん話しかけて来てくれる子どもたちにむしろ何回も助けてもらいながら
気付けばあっという間に時間が経って行きました。

個人的には、午後の部で急遽雑巾がけレースに参加させて頂いたことが一番のドキドキポイントでしたが、
なんとか転ばず最後まで駆け抜けられたときにはかなりほっとしました(笑)
(体育館の床を全力で雑巾がけするのは高校生の時の部活以来だと気付き、時の流れの速さにも
別の意味でドキッとさせられましたが…)



新卒5人で早速の筋肉痛に悲鳴をあげながらも、カリキュラム最後の参加者全員でのスクワット50回
(午前/午後の部共に参加させて頂いたので、合計100回…!)まで無事やり遂げることが出来ました。


子どもたちも最初はどことなく恥ずかしそうにしていたり、勇気を出して挑戦してみるということにためらう
部分もあったように見えましたが、
ひとつひとつのカリキュラムの中で高田さん・向井さんをはじめとする高田道場の先生方やボランティアで
参加している地元の中高生レスリング部の皆さんと触れ合っていくうちに、力がどんどん湧いていくように
感じました。

男の子でも女の子でも、低学年でも高学年でも、一生懸命に目の前のことにぶつかっていく姿勢は
社会人になった今こそ見習うべきもののように思います。




たとえ運動が苦手でも持っている100パーセントの力を出す努力が出来るように。
こんなに頑張ることが出来るんだということをきちんと覚えていられるように。
この日の経験がこの先の人生でかけがえのないようなものになるように。
1つでも多くのことを学んで持って帰ってほしいという高田道場の皆さんの思いが
子どもたちにしっかりと刻み込まれていく過程の中に参加させて頂けたことは
私たちにとって、とても貴重な経験になりました。


来年の4月には次の新卒の方々が入社するということもあり、
自分たちの立場も周囲の環境も今とは違うものに変化していきます。
もうすぐそこまで来ている社会人2年目の入口に不安になることももちろんありますが、
今回のDKCを通じて学ばせて頂いたことを忘れないよう、今は日々目の前のことに全力で取り組んで
行きたいと思います。