スタッフダイアリー

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スタッフブログへの登場は久しぶりになります!
デジタル出版事業部のならむらです。

2月某日、仕事を急ぎ気味に片付けた金曜日、就労時間をフレキシブルに設定できるという裁量労働制の恩恵を一身に受け、足を伸ばした先がこちら。



暦の上では春が訪れた2月ですが、既にあたりを夜空が支配し尽くした夕方過ぎ。
中央で不気味に輝く東京ビッグサイト。
どんな危ないイベントが開催されているのか、ドキドキワクワクしながら中へ入ると……




\東京マラソン/


そうなんです、東京マラソン、10.3倍という狭き門を突破し、当選しておりました。

1月に挑戦したハーフマラソンでは、風邪で練習が積めていないながらも1時間41分台の自己ベストをマークし、フルマラソンの目標タイムをなんとしてもサブフォー(4時間切り)に設定し、来る日まで頑張ってまいりました。
しかし、関東地方を今年2度めの大雪が襲った2月14日以降、左膝の痛みでまっすぐ歩けない日もあったりして、不安を抱えながら迎えたレース当日。


↑奇跡的に親子同時当選を果たした自分。

自分の属する「Cブロック」は、3時間30分~45分を目指す、マジメなランナーが多いため、ある種の醍醐味であるコスプレランナーこそ多くないのですが、海外からいらっしゃったランナーもそこそこいらっしゃり、普段の市民マラソンとは違う様相が伝わってまいります。



緊張のスタートを迎え、動き出して行く中で、トップランナーから市民ランナーが集うマラソン大会であり、東京を一つにする超規模のお祭りである東京マラソンは、月並みな表現となりますが、感動の一言。
ランナーだけで3万人以上、観客・スタッフのすべての方を含め10万人規模となるイベント。
大都市をまとめる統率された管理、ランナー・観客のマナー、ド迫力の応援、そのすべてがイベントの成功を祈っているからこそ、みんなの思いがひとつになるからこそ、全員が満足出来るイベントとして完成するのでしょう。
個人的には、膝の痛みが爆発してしまい、20km地点で文字通り『涙の途中棄権』となってしまった点は、確かに心残りではあるのですが、東京マラソンを走った事実・その満足感において後悔はありません。


サービス業に従事する自分にとって、『満足感』というのは切っても切れない言葉です。
日々、お客様へお届けできているだろうか。

もう一度自分の中で咀嚼して、見つめなおそう。そう思った日でもあります。




ただ本音を言えば。
10.3倍、平たく言えば10年に1度しか走れないかもしれない。
ただ、課題を残した日でもある。残してきた忘れ物を取り戻したい。

東京マラソンの借りは東京マラソンで返す。
待ってろ東京。




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同じく東京マラソンに参加された藤原新さんのサイトも是非ご覧ください!