スタッフダイアリー

白虎隊、現代に現る。

白虎隊(びゃっこたい)とは、会津戦争に際して会津藩が組織した、16歳から17歳の武家の男子によって構成された部隊である。
中には志願して生年月日を改め15歳で出陣した者もいたほか、幼少組として13歳の少年も加わっていた。
幕末の会津藩が組織した部隊には他に玄武隊、朱雀隊、青龍隊などがある。名前の由来は、中国の伝説の神獣である「白虎」からである。
(Wikipediaより引用)

デザイナーのtagapです。
なぜ急に白虎隊なのかと。
今の大河は西郷どんだぞと。

知っています。
違うんです。
オスカープロモーションの若手俳優ユニット男劇団青山表参道Xの旗揚げ公演
「SHIRO TORA ~beyond the time~」
この舞台劇の題材が白虎隊なわけです。

今注目の若手俳優ユニット男劇団青山表参道Xのファンサイトですが、
弊社で制作・運営しております!


https://oscar-aox.jp

私がデザインをさせて頂いております。ありがとうございます。
その縁もあり、今回旗揚げ公演を観劇して参りました!ありがとうございます。



ここで舞台「SHIRO TORA ~beyond the time~」の簡単なあらすじをチェック。

『従来の白虎隊の悲しい男たちの物語と思いきや、今の時代に白虎隊がタイムスリップ、白虎隊が、廃部寸前の演劇部を救う!?』

・・・どんな舞台なのでしょう。


場所は若者の街、渋谷。
歩くだけでHPをガンガン消費するセンター街を抜けてたどり着く会場。
AiiA 2.5 Theater Tokyo。



どういうコンセプトで作ったんだろう?
なんか歯みたいだな、白い部分。あ、仮面舞踏会みたいのもある!
と職業柄なのかデザイン考察をしながらパシャリ。

会場に入ると若いかわいいキラキラ女子がいっぱいです。
大好きな人に会いに来たわけですから、よりかわいくしてきますよね。
年齢は違えど同じ女性。そこはかろうじてわかります。私もそれします。

ロビーでは物販に並んでグッズを買ったり、
ファンクラブ会員限定コンテンツが見られるコードを読み込んでいたり、
これから始まる舞台にワクワクしている声が聞こえたりします。

ちなみにですが、会場に貼っていたこのチラシとコードを読むと見られるページの作成をさせて頂きました。



各公演で見られる画像が違っていて、ファンの方を飽きさせないものになっていたかなと思います。

おっ、会場にチラシ張り出されている。嬉しいなと得意のおすまし顔で見ていたわけですが、
目の前でそのチラシのコードを読み込んでくれている女の子がいました。
この公演期間中、何人もの方が同じように読み込んでコンテンツを楽しんでくれていたんだろうなと思うと感慨深くなってしまいました。

観劇後の話でありますが、
近くの席の方々が、以前私が作成したチラシを指差してメンバーの話をしていたり、
サイトにアクセスして色々お話ししたりする光景も見ることができました。
こちらのシーンも考えさせられる場面でしたね。

私たちデザイナーは社内での作業が主で、
ディレクターの方々よりも、ファンの方やアーティストご本人とふれあう機会はあまりありません。
作成したチラシやグッズが実際どう使われていてどんな反応だったのか。喜んでもらえているといいな。と思うことはあっても、
仕事上で直接反応を見ることはほぼないのです。

なので、今回のようにファンの方々の実際のリアクションを見るということは私にとってとても貴重な体験です。
ファンの方々と男劇団青山表参道Xのつながりを深めるお手伝いが出来て良かったなと実感できのでしょう。
頭で理解していることにプラスして、実際に見て実感することができたなら、自分に対する説得力は増すのかもしれないなと思いました。


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さて話を戻して会場の中へ。

肝心の舞台ですが、

かっ、かっこいい・・・。

まず思いつくのはこれですね。

みなさんお顔がかっこいいのは当然なので、これは置いとくとして。
得意の箇条書きスタイルでいきますが、

・踊りがかっこいい。
・殺陣がかっこいい。
・真剣な演技、かっこいい。

そして、そんな姿を間近で見るチャンスもある!というのがファンの方にはたまらないのではないでしょうか。
劇中、何度か客席で演技をしてくれる場面もあました。
席の前の通路をメンバーの方が通ったり、近距離で演技をされていたり。
あんな近くで見たらキュンとしない女の子はいないでしょうというくらいです。
女の子心をくすぐる憎い演出ですね。

だがしかし、かっこいいだけでは終わりません。
おもしろおかしなシーンもたくさんありました。
会場爆笑な場面は何度か。このメンバーはこういうキャラという予備知識があったらもっと楽しめたのかなと思う場面もありました。勉強しよう。
また、私が見た回はちょっとしたハプニングもあり、慌ててる感じが可愛らしくてニッコリしてしまいました。

かっこいい。おもしろい。
それだけで十分なところですが、まだありました。
泣かせてくれます。

クライマックスにさしかかり、シリアスな場面へ。
踊りも殺陣もなく、演技だけで魅せる部分です。
会場のいたるところですすり泣くような、鼻をすするような音が聞こえてきます。

演技で人の感情をひきこめるのってすごいですよね。
プロの方に言う言葉ではないかもしれませんが。
小学校の演劇部で、声はいいけど棒読みだねと言われた身としては尊敬しかないのです。
それはさておき、終盤の真面目な場面では私もジーンときてしまいました。魅せてくれます。
コミカルな場面からシリアスな場面まで楽しませて頂きました。

公演後はメンバーがハイタッチでお見送り。
帰るまでが「SHIRO TORA ~beyond the time~」です。

観劇を終えた帰り道。
余韻に浸りながらいろいろ考えていました。
その中で思ったことがあります。
白虎隊と彼ら青山表参道Xがどこか似ているなぁということです。
最後は自決してしまう彼らに似てるだなんて失礼な話です。
ですが似ているのはそこではないのです。

冒頭でも書いていますが、白虎隊は単独であった訳ではなく、
中国の四神が由来する年齢別に分けられた4つの隊のひとつでした。
その中でも最年少の若者たちの隊が白虎隊。
最後は自軍の天守閣が堕ちたと思い、集団自決をするという話はあまりにも儚く有名な話です。

会津の為に命をかけて戦った若者たち。
この部分が彼らと白虎隊が似ていると感じさせるのだと思います。

この公演にあたって真剣に稽古に取り組んでいる彼らの姿勢を見てきました。
前述通り、私自身が実際に稽古を見には行っていません。
ですが、ディレクターが何度か稽古を取材しに外出している姿もありました。
また、そこで撮ってきた画像を特典ページやチラシに載せる作業を私がさせて頂きました。
何枚もの真剣だったり、ゆるんで楽しそうだったりの稽古風景。

真面目に。
だけど若者らしく楽しく、みんなでこの公演の成功を作り上げていこうとしているのがひしひしと伝わってきたのでした。

白虎隊は、誇りを持ってこのお仕事をされている若手俳優のみなさん、
青山表参道Xの旗揚げ公演にぴったりの題材だったのだなと感じながら、帰路についたのでした。


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さて少し戻って公演後。
劇団のリーダー栗山さんから会場の皆さんにお知らせがありました。

なんと青山表参道Xのカフェが期間限定でできるとのこと!
ファンの方々はいろいろ想像を膨らませながらその日を心待ちにしているに違いありません。

そして今回の旗揚げ公演「SHIRO TORA ~beyond the time~」DVDの発売が決定とのこと!
なにやら特典映像や先行予約特典もあるそうです。

そしてそして、ファンクラブ限定でのクルージングも開催!
簡単な詳細についてはこちらをご確認ください。


ファン歓喜の重大発表が盛りだくさんでございました。
そんな私も初耳のこの情報たちをリーダーからキャッチ。直に頂戴ありがたい!
これからサイトの方にも順次情報をアップして参ります。
楽しみに待っていて頂けると嬉しいです。

そんな青山表参道Xのオフィシャル&ファンサイトはこちら


ここで私オススメのコンテンツ「1shot」ご紹介。



メンバーのオフ顔やキメ顔、時にはドヤ顔などなど、
様々な角度からのメンバーが見られるコンテンツです。

会員じゃないと見えそうで見えない透かし具合。気になる・・・。
そうです、見たい心をくすぐるように作ったのです。申し訳ない!
でも本当は見て欲しいんです、切実に。

1shot以外にも青山表参道Xメンバーをよく知ってもらえるコンテンツはまだまだたくさんあります!
よく考えると、30人分の情報やコンテンツを月500円(税別)で見ることができるのってお得なのでは?
ディレクター気づいているのかしら。とりあえず黙っておくことにしましょうかね(笑)


前回のブログで感じた音楽を通したつながりとはまた違う、
ファンの方々とアーティスト(演技者)とのつながりを勉強できたと思います。
個人的にも仕事の一環としても、良い経験をまた一つさせてもらえた1日でした。
このつながりを深く知っていこうシリーズはこれからも自分の中で続いていきそうです。

素敵な舞台をありがとうございました。