スタッフダイアリー

変わりゆくこと 変わらないこと

マーケティング事業本部のならむらです。


前回スタッフブログに登場したのは今年の3月。
こうやって文章を綴るのも約8ヶ月ぶりになりますが、その間にかつて所属していたデジタル出版事業部は、マーケティング事業本部と一つになり、業務の幅も広がっていきました。

慣れない業務が増えることに対する戸惑いもありましたが、一つ一つ自分の中できっちり噛み砕いて、自分なりにいろいろな形でアウトプットできるよう、日々取り組んでいます。


また、最近あった大きな変化でいうと、本社のオフィスが移転となりました。

移転当初こそ荷物の整理等でバタバタしましたが、一ヶ月も経つと、そういった喧騒も一段落し、オフィスの中は『完全に』落ち着きを取り戻しました。





……と言いたいところなのですが、まだ一部せっせと引っ越し作業をしている部分があります。





それが、僕の担当するところである、音声収録の部屋です。







前オフィスでは、専用のブース等を備え、収録にお越し頂いたお客様には大変ご好評をいただいておりました。
(前オフィスの収録の模様はコチラ)

現在のオフィスでも、収録が可能になるよう、現在準備を進めております。





ただ、音声収録をするためには、普通の部屋をポンと作ればよいものではありません。

『音』に対する様々な処理が必要となるため、一口に「引っ越し」と言っても、簡単に旧設備を持ってくるだけで完成!……とはいかないものなのです。

ということで、普通?の部屋が、音声収録ができるようになるまでの過程を、今日はお伝えいたします。





まず重要になるのは、外部から入ってくる音への対策です。



遮音シートという音を通過させにくい素材を敷き詰め、その上からは、足音の立ちにくいウレタンも敷いていきます。




周りの音が聞こえてしまうような隙間は、音声収録の天敵です!
ドアは二重扉にして、外部からの音を文字通りシャットダウンします。




また、外からの音だけでなく、中の音が反射して響いてしまうことへの対策も欠かせません。





こちらは吸音材と呼ばれる、音の反射を軽減するウレタン状の壁材を張っていきます。







他にも細かい点を挙げればキリがないので、大きな部分のみ紹介させていただきましたが、細心の注意を払って、工事を進めております。


場所や設備が変わっても、以前と変わらぬ安心感がある。
そんな雰囲気が作れればいいなぁと思い、これからも精進していきたいと思います。